近藤史恵『サクリファイス』ほか
最近はまった本。近藤史恵さんの、サイクルロードレースのシリーズです。ミステリであり、スポーツ小説であり、絆の話。
サイクルロードレースというもの、エースとアシストの関係性など、物語の中でわかりやすく説明されていて、自転車レースを知らなくてもスルスル読めちゃう。
第一作『サクリファイス』。謎解きの「あああああ……!」感がすごいので、ぜひネタバレなしで読んでいただきたい。
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第二作『エデン』はヨーロッパ、ツール・ド・フランスに舞台を移しての続編。ワクワク感はこれが一番。いまちょうどジロ・デ・イタリア開催中、来月にはツール・ド・フランス開催なので、読んでおくといっそう楽しめます。
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三作目『サヴァイヴ』は短編集。長編の主人公チカが主役のもの、元チームメイトたちがしゅやくのものなど。石尾&赤城コンビの三作を読んだあと、サクリファイスがもういちど読みたくなる。
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四作目の「キアズマ」は同じ世界観だけど舞台を変えて、とある大学の自転車チームの新人選手と先輩との話。
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現在もチカを主役にした長編が雑誌連載しているらしく、単行本化を心待ちにしています。